2011年11月21日月曜日

11月21日 中野本舗


薄墨羊羹でお馴染みの「中野本舗」


薄墨羊羹は、松山市下伊台町の西法寺の境内にある薄墨桜という普段私たちが
花見をする桜とは違う八重桜のような桜があり、その名に因んだ羊羹です。


薄墨桜の由緒には諸説あるようですが一つの説としては
今から千年以上昔に天武天皇の皇后が道後温泉へ来られた折に病気になられ、
西法寺で治るように祈願したところ病気が回復しました。
その御礼にと天武天皇よりいただいたのが薄墨桜だと言われています。


それに因んで作られた薄墨羊羹は、戦争で資料が焼けてしまい
創業について確たることはわかりませんが、
江戸時代中後期頃に松山で桜羊羹が作られていたということなので、
これが薄墨羊羹に繋がっていると思われます。



この年末は、こんな歴史ある薄墨羊羹を大切な方へ是非贈ってみてはいかがでしょうか。