9月21日(水)から30日(金)まで「秋の全国交通安全運動」を実施中です。
この運動は,広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り,交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、国民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的としています。
今年に入って交通事故で死亡した人は 県内で64人。昨年の同じ時期より13人多くなっています。
年齢別にみますと、65歳以上の高齢者が30人と全体の半数近くを占めています。
そして、15歳以下の子どもが1人亡くなっています。
●今回のスローガンは「乗車して ベルトを締めて 気を締めて」…
秋の交通安全運動では、「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本とするほかに、3つの重点を定めています。
●まず1つ目は「夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止」です。
特に、反射材用品などの着用推進及び、自転車前照灯の徹底を推進しています。
夕暮れ時や、夜間に外出するときは、反射材用品等の着用を習慣付けましょう。
また、ドライバーの皆さんは日没30分前からのライト点灯を習慣付けましょう。
●2つ目は「全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」です。
シートベルトを着用していない場合の致死率は、着用している時に比べて約14倍です。
後部座席を含む、シートベルトの着用が義務づけられていますので、
車に乗った時はシートベルトやチャイルドシートを着用するよう声を掛け合いましょう。
またチャイルドシートは、お子さんの体格や成長にあわせて、正しく座席に取り付けてください。
●3つ目は、「飲酒運転の根絶」です。
運転者も運転者以外も責任は重大です。
自転車を含め、「飲んだら乗らない」「乗るなら飲まない」を徹底しましょう!!
●「秋の全国交通安全運動」最終日の9月30日(金)は、「交通事故死ゼロを目指す日」です。
全国では、交通死亡事故が毎日発生しているという状況から、交通安全に対する国民の意識を高めるため
新たな国民運動として制定されました。
秋の全国交通運動とあわせて、みんなで交通事故死ゼロを目指しましょう!!